とん彩や福島店は男の職場であり、女人禁制である。といいつつ、アルバイトで来てくれているカオ・ティ・レさんはベトナム人の女性であったりもするのだが、彼女は特別であり、ほとんど男だからOKなのだ。ume9

「うーん、マスターひどーい」

だまれ。面接の時に女は捨てろと言うたやろうが。のこし

「イエース」

このように、普段はお客さんから見るとたいへん愉快そうに仕事をしているとん彩や福島店ですが、こと内部の仕事のこととなると一変してスパルタ式に変貌します。
3人で5人分の仕事をこなしてみせるのがとん彩や流。
たとえアルバイトであれ、友達と遊びたいからなどといった理由で仕事を休んだり、ちょっとでも仕事の手を抜けばイマム室長の口から男が男泣きをするぐらいの罵声を浴びせかけられます。

なので、ナイスガイな見た目からイマム室長のことを優しい人だと誤解してしまいがちの女の人は、基本的に仕事は続きません。

社員は未来に夢を見ている男であり、それがゆえ過酷な労働に耐えうる人か、アルバイトの場合は苦学生や留学生など、仕事を通じてお金を稼がねばならない必然性を帯びた人材であることが第一の条件なのです。なので、「稼ぎたい分だけ働きたい」だとか、「自分の予定を最優先にしたい」だなどといった考え方の人はすぐに解雇――というよりもまず続きません。
ただし、「動ける」と判断されたとたん、時給はたちまちアップし更にこき使われることとなります。なので女人禁制といいたいところなんですけれども、アルバイトの場合、なぜか女の子の方が長く続く傾向にあるから不思議だ。
かつていた穂乃花ちゃんや趙さんも学校へ入学してから卒業するまで続いたり(趙さんは地震を機に実家へ呼び戻されたけど)、なぜか女の子の方が続いちゃう。

説教するときに罵詈雑言を浴びせるのに男の方が言いやすいし、仕事の底力はやっぱり男の方が強いわけだから、男ばっかりで人員を固めたい所なんですけれども、女人禁制の職場なんて、今時ナンセンスなんでしょうかね。
だと思われるかも知れませんが、労働基準法に反して女人まったくもって禁制の職場が、豚肉居酒屋とん彩やの他にもあるのだといいます。
昔から、漁師の世界は女人禁制が鉄則なのだという。最近は人手不足で宴会――じゃなかった、沿海のコンブ漁などには女性の漁師も登場しているのですが、遠洋漁業の世界では女人禁制が守られている。
それというのも、ひとつには漁船に女性が乗ると不漁になるという言い伝えがあるからなのだそうだ。
その理由は船には「船魂さま」と呼ばれる女神がまつられており、女性を船に乗せるとこの女神が嫉妬するからなのだという。
船に女神を祭るのは日本だけでなく西洋の船でも行われているらしい。
それに「海」はフランス語では「メール」と読み、女性名詞なのだ。
海はやっぱり男の職場ということなのでしょう。

では豚料理の世界も女人禁制にすべきではないだろうか。
本当にすべきか?



話はずれちゃったけど、やきとんがとっても美味しい大阪福島の豚肉居酒屋とん彩やを今後ともよろしく!
なにせスタッフ一同、めちゃめちゃ気合いが入っていまっさかい!